先日、仕事上の電話で、福島市内に住む食口と話す機会がありました。
津波の被害に遭った地域ではありませんが、
やはり3月11日当日の揺れは大変なものだったそうで、
屋根瓦は落ちて家屋は半壊。
1か月は水道が復旧しなかったそうです。
7カ月たった今も屋根はブルーシートのままで、
月に一度は起こる震度4〜5の余震におびえながら
生活をしていると言われていました。
やはり原発事故の影響は甚大で、小学校でも多くのお友達が
転校してしまったとか。
『「フクシマ」というだけで、いろいろと言われるけれども、
ここの土地で生まれ育った自分たちは他に行くところもないし、
とりあえず住む場所と仕事があるだけで幸せ、
全国の食口の皆さんも苦労しておられるし、
前向きに頑張ってゆきたい』と、とても明るい声で
話しておられました。
震災から7カ月たって、自分自身も普段通りの生活に
戻っていますが、被災地の人達の苦労を忘れてはならないと
改めて感じた次第です。

折しもニュースで、福島産のお米が、検査したすべてのコメで
セシウムの暫定規制値を下回り「安全宣言」が出されたとの
朗報を聞きました。国の暫定基準値は、専門家の見識から、
十分な安全基準を見越しての数値です。
風評被害に惑わされず、被災地の支援のためにも
我が家では、福島産のお米を消費したいと思います。
応援して下さりありがとうございます。(^0^)
