今日は、ふとある事から、14年前に兄が癌で
急死した時の事を思い出しました。
享年34歳。独身。
大学の工学部の助手をしていた兄は、
将来を嘱望されていた優秀な兄でした。
兄が亡くなった時に、私が衝撃を受けたのは、
両親の悲しんでいる姿でした。
お通夜の晩、
「わしの方が、先で癌で死んだ方がよっぽど良かった……」
と、兄の亡骸(なきがら)を前に、
普段 冷静で物静かな父親が泣いていたのが、
当時の私には衝撃的でした。
この世の親でも、子供が死ねば
自分が代わってやりたいと思う。
ましてや、お父様はどうであったか?
祝福家庭の罪を救うために、5人ものご子女様を
犠牲にされたお父様。
イエス様は、人類を救うために 十字架に掛かって
ご自分の命を犠牲にされたが、
お父様は、我々を救うために 自分の命以上に尊い
ご自分の子女様を捧げられた。
そのご心情を思うと、何とも申し訳ない、
気持ちで一杯になった。
応援して下さりありがとうございます。(^0^)
