2012年03月03日

全ての痛みを隠し抱いて来られたお父様<自叙伝>



私でもどうして痛みが無いはずがありません。

見た目は強気でいましたが、

喉が詰まり骨身にしみる悲しみが

一、二度ではありませんでした。

心が弱くなる時ほど

「私がこのように牢屋で消えて無くなる男ではない。

私は必ずもう一度立つ。確実にもう一度立つ。」と、

歯を食いしばりました。

「この全ての痛みを私の中に隠し抱いて行くのだ。

教会の全ての重荷を背負って行くのだ。」

と考え心をせき立てました。 <自叙伝より>




ともすれば、メシアであるからお父様は我々とは違う

特別な人間なのだと考えがちなのですが、

実は大変な痛みや苦しみを通過して来られた方であることが

この一節から分かります。

何度も何度も御自身を励まし、

せき立てて歩んで来られたお父様です。

私達の現実的な困難は、実に小さな次元の物であると

気が付かされます。


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posted by kei at 21:44| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 心に残るみ言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする